文学

文学 · 2024/04/27
2020年4月19日に、このブログを書き始めました。正式にいうと『Ambarvalia(アムバルワリア)』という妙な名前のウェブサイトのブログコーナーです。コロナウィルスが蔓延し、在宅勤務が強いられるなかで何かできることはないかと始めました。 実験的にスタートしたのですが、予想外の反響?...

文学 · 2024/02/11
ーー光あるところに影がある。まこと栄光の影に数知れず忍者の姿があった。命をかけて歴史をつくった影の男たち。だが人よ、名を問うなかれ。闇に生まれ闇に消える。それが忍者の定めなのだ。サスケ、お前を切る!ーー...

文学 · 2024/01/20
『ミス・ブランチ』のオマージュとなった戯曲『欲望という名の電車』は文学作品としても秀逸で、第2次大戦直後のニューオーリンズの粗野な空気感を捉えた表現は特異とも言えます。(最初は『月光の中のブランチの椅子』という題で書き始められた!)...

文学 · 2023/08/12
一昨日、久々に妻と高松市に日帰りで行ってきました。本当に有意義でした。午前中は仕事、昨日は朝から所用がありどうしても帰らねばならないので、日帰りの半日旅行だったけど。泣...

文学 · 2023/07/15
幼稚園の頃から先生に「人の話を最後まで聞きなさい!」と叱られてきました。大まかに物事を把握すると全てを理解したような気になる駄目なタイプの人間と言えます。 小学生の頃にハマったプラモデル作りも設計図(組立説明書)を見ながら、慎重に作ることができなかった。組み立て終わる頃に、だいたいパーツが1つ2つ余るわけです。 ――あれ?...

文学 · 2023/05/15
昨日は母の日でした。私の母は今年で86歳。広島市内のホテルで久々に一緒に食事をしてきました。私を産んだ時はまだ25歳。若い頃の母は割と美しい女だったと思います。 まだ小学校に上がる前のこと、母に連れられて広島電鉄の路面電車で何度か買い物に行ったことがあります。十日市から繁華街の八丁堀まで、緑色のチンチン電車に乗るのが大好きでした。...

文学 · 2023/02/25
永井みみさんの『ミシンと金魚』をご存知でしょうか? 第45回すばる文学賞受賞作で、最近ダ・ヴィンチ編集部が2022年のプラチナ本に選んだ本です。本屋で何気に見つけて読んでみました。...

文学 · 2023/01/21
加賀乙彦さんが1月12日に亡くなられました。享年93歳。東大医学部卒の異色の文学者でした。同じ東大医学部卒の先輩に安倍公房がいますね。 加賀の小説は、結構難解なのでお読みになられてない方も多いと思います。処女作『フランドルの冬』とか、死刑囚の苦しみを描いた『宣告』とか。...

文学 · 2023/01/03
あけましておめでとうございます。2023年が始まりました。実はわたくしこの4月で60歳になります。いわゆる還暦、生まれたときと同じ暦に還る=「赤ちゃんに還る」ということです。 なので、誕生日が来たら会社で「ばぶばぶ」言いまくってやろうか笑 と考えています。そんなこともあってか、正月、畳に寝っ転がっていると何故か幼い頃のことを思い出しました。...

文学 · 2022/10/09
今日、10月9日は父の命日です。あれからもう34年、35回忌になります。気が付けば私も父の亡くなった歳を超えてしまった。不思議な気持ちです。 鹿児島県の鹿屋で生まれた薩摩隼人。若い頃は赤いマフラーを巻いてバイクに乗っていたと自慢げに話していました。セピア色の写真にバイクにまたがる若き父の姿が残っています。...

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